桟敷席

 旧金毘羅大芝居の東西は東(下手)と西(上手)となっており、東西の1階、2階にある桟敷席は、1階東桟敷が八間、西桟敷が七間、2階は東西桟敷ともに九間あります。また、1階東西の中庭に「濡れ縁」という通路があります。桟敷席へはこちらを通って出入りします。桟敷席はそれぞれ上等の観客席で、当時、西桟敷は身分の高い観客の席となっており、中でも2階西桟敷の第四間はほかの場所より広くなっており、特別の貴人席として使用されていました。

桟敷席