鳥屋と揚幕

 花道の末端にある揚幕の中にある部屋で、舞台裏より奈落を通って鳥屋に入り、この中で役者が花道の出を待ちます。また舞台より役者が花道を引込み鳥屋に戻るなど、重要な場所です。
 揚幕にはその劇場の座紋が染め抜かれています。そして幕につけられた金属の輪により独自の音が出ます。開け閉めの際、演出効果にもなります。

鳥屋と揚幕